東京タワー読みました。


週末、東北旅行に行きました。秋田においしい和菓子が売っていたのでオカンに送ってやりました。忘れた頃にもう一度「東京タワー」読みたいと思います。


東京タワー



先日、テレビであるプロ野球指導者のドキュメントを観ました。


その人は、落合、イチロー、田口など30人のタイトルホールダーを育て上げたプロ野球界にはなくてはならない偉大な人でした。彼は50歳を越えてから教員を目指し、5年かけて免許をとり高校教師になりました。高校生の生きる力を引き出したい。甲子園を制覇したい。それが彼の第二の人生の夢だったそうです。福岡の高校に赴任して2年目、ようやく来年から高校生を指導できる。そう気力をみなぎらせていた初夏に、彼は末期がんを宣告されました(プロに携わった人間は2年間高校の指導者にはなれないという決まりがある)。余命半年。そして、その宣告から一ヶ月たらずで彼はこの世をさりました。命の際に立たされた彼の一言一言をテレビで観ていて、涙がスーッとつたいました。今まで映画やテレビや本で泣けない人間と思っていた自分がそうなったことは驚きであり、また自然でもありました。彼の名は高畠導宏、享年60



「甲子園への遺言」


甲子園への遺言