ついに04-05シーズンNBAファイナルの火蓋が切って落とされた!!

今シーズンの対戦カードは、

サンアントニオ              デトロイト

スパーズ   VS   ピストンズ

6月9日に行われた第1戦の結果は・・・

    84         -         69

想像に違わずロースコアな試合展開。ホームチームであるスパーズはゲームが進むにつれてチームの主力選手であるティム・ダンカンとヌマ・ジノビリ のエンジンがかかり始め、最終区ではジノビリのドライブインを止められる選手はいなかった。


ジノビリはそんなにスピードのある選手じゃない。しかし、そんな彼がなぜ、昨年のアテネ五輪でアルゼンチン代表としてドリームチームを破り金メダルを獲得し、また、NBAのトッププレーヤーと肩を並べて活躍できるのか・・・

それは、

頭の良さと抜群のボディバランスに長けているからではないかと思う。ファイナル第1戦を観ていても、ボールのないところの動きやファウルされながらも確実にカウントをとってくるあたりには感服させられた。

アイバーソンやレブロンのような「バスケの申し子」のような選手には華があって好きだが、ジノビリや、今季で引退を表明したレジー・ミラーのような頭を使う選手にも、バスケ経験者としてはなんとも言いようのない渋さを感じる。


第2戦は6月12日行われる。

第1戦でオフェンスが全く機能していなかったピストンズ。名将ラリー・ブラウンは必ず修正してくるだろうから、第2戦も激しい攻守の激突が観られるはずだ。個人的にはハミルトンの活躍を期待している。